件名のとおりです.
あるノートPCが件のWiFiモジュールを積んでいて,Windows10の1903アップデートを適用して以後無線通信ができない状態となっていました.
1.ググってこちらのサイト(https://magazine.synapse.jp/trouble/post-9886)にたどり着いた.この知見をもとにデバイスマネージャ>N6205>無効→有効にすると確かにWiFiが元のように使えることを確認.
自分がやるにもこれは少し手間なので自動化したいと考える
こちらを参考 (https://snowcrash.hatenablog.com/entry/2019/11/03/075644)に,タスクスケジューラとbatファイルで自動化することに挑戦.
2.デバイスマネージャの操作のため ここ(https://kkz.tokyo/batchfile-program/)を参考にdevcon.exeを使える状態にする.見やすいように同じフォルダにsample.batとか適当に名前を付けておく.また,デバイスマネージャ>N6205のプロパティ>詳細>ハードウェアIDからN6205のハードウェアIDをコピーなどでメモしておく.
sample.bat
@set DEVCON="「devcon.exeのパス」"
%DEVCON% disable "「N6205のハードウェアID」"
timeout /T 2 /nobreak >nul
%DEVCON% enable "「N6205のハードウェアID」"
こんな感じで書いてsample.batを管理者権限で実行し動作をテストしておく.
sample.batに落とし込めても結局これを実行するのは手動で面倒なのでさらに自動化を進める.
3.タスクスケジューラを起動し,タスクを作成.
- 全般タブでは「名前」「説明」をよしなに埋める.下方の「最上位の特権で実行する」を選択しておく.
- トリガータブ>新規>開始時期でログオン時(スタートアップ時だとうまくいかなかったので)を選択.
- 操作タブ>新規>参照で先ほどのsample.batを指定.
- 条件タブ>AC接続の時のみを外しておく.(ノートPCだから)
でOKして終了.再起動でしっかり回っているかをテスト.
これにて終了です.おつかれさまでした.