アニメを見ています 12月

今年もお世話になりました.ありがとうございました.

(追記:ブログリリースが遅くなりました,あけましておめでとうございます.寒中お見舞い申し上げます.もうすぐ立春ですね)

 

 

新作

 

ワールドトリガー3期

バトルシーンの間の取り方がとても良い.実時間だと20分くらいのを詳細に書いてるから3倍くらいに長くなっててもずっとwkwkしていられた.物語の展開は漫画を借りて読んでいたのである程度は知っていたが,改めて見ても面白いと思った.OPはもうちょいハイテンポな方があっていた気がする.千佳ちゃんの成長が…良いね…

86-エイティシックス-

完結したら書く

ポプテピピック 再放送

クソアニメが代.同じアニメでも声優が違うと見え方が違うので面白いですね.再放送つってんのに話自体を見たことがない気がしたので痴呆.再放送に際して差し替えた絵やセリフの一つや二つあると思いますが.

 

旧作

やはり俺の青春ラブコメは間違っている(1期)(13春)(2021.12.21-22)
やはり俺の青春ラブコメは間違っている 続(2期)(15春)(2021.12.22-23)
やはり俺の青春ラブコメは間違っている 完(3期)(20夏)(2021.12.21-2021.12.24)

 Twitterの履歴を見る限り2015年夏ごろに俺ガイルの2期までを見ていたようなのだが,3期1話を見たときに全く記憶が無いことに気づいた.オタクに聞いたところ,2期7-8話の話を覚えていないならそこから見返したほうが良いとのことだったので,最初から見直した.倍速で見ていたが,どこかで見たことがあるデジャヴがありつつも新作アニメを見る少年がモニターの前にいた.その勢いのまま等速に戻して視聴を続け,完走することができた.

 完走した感想ですが,ぬわぁ~んつかれたもぉ~ん…

 

 比企谷八幡の卑屈なやり方は卑屈と言えども彼の周りが傷つかないようにする彼なりの配慮だった.周りが傷つかないだけで彼自身に傷がつくやり方だった.文実や修学旅行,プロムでの彼の行動はまさにその面が色濃く出た.由比ヶ浜結衣雪ノ下雪乃もそれは嫌なことは共通していたが,取る手段が異なった.結衣は八幡に近づいて支えていこうと,雪乃はその二人なら何とかなるだろうと身を引いていた.この離れる時期が修学旅行に始まり,プロムと重なるのだが,時間が解決してしまうと彼らの願いとは異なってしまうのであり,彼は動いた.結衣の願いに対する責任も,雪乃の願いに対する責任も一手に引き受けて.

 自分のような,結衣良いなと思ってる人間からすれば,ここで八幡と結衣がくっつけばいいのに!と思ってしまいがちだが,それは結衣の願いに反する.夏前あたりの雰囲気だったり本物の友情が欲しいのだ.それでは八幡と雪乃は疎遠になり,二度と会わないだろう.離れた時間は二人を熱くする,なんて手垢のついた言葉はどうだろう.しかし同じクラスという強い束縛と結衣のお節介焼きには敵わず,願いが叶わないことになる.結衣はその立場からしてほぼ詰んでいたのである.」と言葉を吐き出しているうちに冬に結衣が泣く理由が分かったつもりになった.

 彼のプロムでの立ち回りは並みの後輩モブキャラには理解ができないようになっていた.しかし一色いろはには三人の人間臭さが身にしみてわかっていた.そういうキャラが居ないとプロムの話は立ちいかなくなってしまうので,一色いろはを生徒会に加えなければならなかった.さらに生徒会長でないと,生徒会長と一色いろはでもまたごたついてしまうので,生徒会長でなければならなかった.手塩に掛けて育てるような後輩だと彼ら三人はうまくいっていなかったので,いろはすには感謝である.いろはすは強いのだ.

 というわけで,冬が来た時点でほぼ着地点は決まっていたのだった.本物は雪乃にしかなかったのだ.だからこそ,二人にドキっとさせられることがあっても,彼は怯まずに彼女を見守ることができていたのだ.だからこそ,彼は結衣の家にタルトを作りに行ってたべたタルトの隠し味の正解の”愛情”を答えないようにしていたのだ.彼が結衣に上げることになったタルトには,感謝の隠し味が入っていたと思う.それくらいしか彼が結衣にできる手立てがなかったのだ.

 

 

てかIMEの予測変換でキャラ名出てくるのすごいな.

 

 このアニメで見て欲しいのは手の描写である.場面場面で手を貸すだったり手を差し伸べるだったり手繰り寄せる描写がある.特に三期にはその場面を分かりやすく象徴的に描いているように思えた.最後の平塚先生との握手はいいシーンだと思うわね.八幡と雪乃は恋人繋ぎしろー!と思うのだが,それは偽物だしな.

 

 高校時代見返して割とテキトーに生きてたなと思ってきてしまった.自分は割と過去を見返しても,その当時には最善の選択をしていたので今振り返って悪手だと思っても恥じることはあまりない.こと恋愛にかけては疎く,人間を相手しているようなやり取りではなかった.

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 去年の4月あたりに突発的に思い出して苦悩したことがあり,まとめてあったのでここに載せておく.深夜に思い立って適当に吐き出した泥なので読んでも収穫はなさそう.ちなみに推敲していない文章の上,執筆時点で読み返すこともしていない.結局自分がダメだったのだが,振られたには理由があったはずだと明確な理由を求める亡霊になっていた.当時の相談相手には,相手側の責任であってと擁護されたのだが,書いている現時点において楽になっていないのだった.そのあと,一応自分でも立場に甘えていたのだったと結論付けて終えることができたのだが,お得意の痴呆で忘れてしまっていた.二度も同じ道をたどって同じ発見をすることになっている.さて,本物と呼べるものだけを手に取るようにしておけば自分は中途半端に経験しなくてよかったのだった.その経験が悪いとは言わないが,あの時間があれば人間たるを知ることができたのではないかと少しばかり心残りがあるものの,当時の彼には早すぎる.何もかも.八幡と雪乃が気づいた,人間はシステマティックではないことも,当時の彼は知らなかったのだ.

 偉そうに御託を並べていると,今の自分ならどうだろうかと一考することになる.結局あのころから対人のアウトプットは成長していないくせに一端の対人のインプットと咀嚼を持ち合わせてしまったので,どこか遠慮して本物にはなれないのだろう.だからこそ今の自分は彼女に共感があるのだ.次にこのアニメを見返すころには誰に共感できるようになっているだろうか.

 

 

こういった類の人間ドラマが描かれる高校であるが,なぜ大学でないのかと考えてしまうこともある.高校は日本人の9割以上が通過する道であり,ある程度の解放環境と大きな閉鎖環境が外側の情報を捨てさせる都合のいい理由になる上に,別の登場人物を出すときに既出の登場人物と絡めやすいということもありそうだと一応の結論を付けた.さてこの解釈も数年後にはどうなっているか楽しみである.

 

ペンギン・ハイウェイ(2021.11.08-11.11)(18)

釘宮理恵さんのショタ声,いいですよね.

割としっかり理系の鉄則を尊重していて良かった.特に理論にない現実の現象をしっかり観察して考察していく姿は非常に教育的で良かった.オチも予想もつかないものでびっくりした.子供も見れる作品は大人が見ても面白いので良いですよね.

 

俺の妹がこんなに可愛いわけがない(10秋)(2021.12.25-2022.01.05)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない TRUEROUTE(12秋)(2022.01.06-01.07)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない.(13春)(2022.01.16-01.22)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない.TV未放送(13)(2022.01.22)

桐乃たん可愛いですね.実妹がいるワシは桐乃たんではなくあやせたんが好きです.妹に好意抱くのむずくね.

はい,私が重い女性大好き人間です.今後ともよろしくお願いいたします.

1期の空気感というか桐乃と京介の距離感が好きだったのでOVAの距離の詰め方に体がびっくりしてしまった.

妹に邪険にされてもちゃんと相談に乗ったり厄介ごとに首を突っ込んでいく姿勢,長男坊としてあまりにも正しい.

ゲーム部に京介が入部したのは意外だったなあ.保護者的立ち位置なのかな.

黒猫のデート姿,確かにそんな感じと納得感があった.たまきちゃんの囃し立て方,昼ドラの見過ぎ?と思って面白かった.黒猫の願望を知ったときの僕は…僕は…

黒猫を振る決断になるとばかり思っていたので個人的にびっくりでした,御前ってやつは一途じゃないのか?

あやせたん回のときのタイトルがキモくて好き.ドSっぷりがとても良いですね.あやせたんが好きなのでワンクール分作ってほしいです.よろしくお願いいたします.

まなみの最後の振られ様は劇的だったな.あそこまでやらなくてもいいとは思うけど,桐乃との問題もあるし,桐乃自身の問題とも関わっていたから大事なんだろうな.

ギャグ要素あり,オタク要素あり,俺が知っている町秋葉原要素があってとても良い.桐乃が秋葉原駅電気街口に来るたびにあーきはーばらーってやってたやつ,連れのオタクがいるときはやろうかな.

 

高校上がる前に見ておきたかった一作.